〈あらすじ〉
カナダ・ケベック州の広大な森林地帯。人里離れた湖のほとりの小屋で、チャーリー(ジルベール・スィコット)ら80代の男性3人とそれぞれの愛犬が、隠遁生活を送っていた。ある日、彼らに生活物資を届けている青年が、80歳の叔母ジェルトルード(アンドレ・ラシャペル)を連れて来る。厳格な父親により、少女時代に精神科療養所に入れられた彼女は、60年以上も外界と隔絶した生活を強いられていた。世捨て人の彼らは傷ついたジェルトルードを受け入れ、彼女はマリー・デネージュという新たな名前で新たな人生をスタートする。彼女とチャーリーは深く愛し合うようになるが、山火事の接近により、隠遁者たちは人生の決断を迫られる。
〈解説〉
監督・脚本は本作が3本目の長編劇映画となるルイーズ・アルシャンボー。主演は“ケベックのカトリーヌ・ドヌーヴ”と呼ばれたアンドレ・ラシャペル。大自然の中で、人生の晩年を描く人間ドラマ。126分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★★☆ヒロインである老女の特異な過去は、あまり生かされているとは思えず。人間ドラマ部分より清冽な風景と犬にしみじみ。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★☆☆老人と犬がケベックの森で暮らす設定は悪くないが、余分な枝葉を盛り込みすぎて散漫。登場人物の自己耽溺も鼻につく。
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斎藤綾子(作家)
★★★☆☆独居を手に入れ自由でいるとは、己の死を自力で迎えよという事か。墓穴を掘るのが冗談じゃなく快適さと苦しさが混在。
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森直人(映画評論家)
★★★★☆ケベックの森を解放区として老境の白人達の実存に深く踏み込んでいく。『ノマドランド』と比較する向きもいるのでは。
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洞口依子(女優)
★★★☆☆自分にとって人生の終焉を迎えるかの様なあのケベックの森はどこにあるのだろう。「最期は誰と?」再検討させられる。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
山で人生の晩年過ごす3人の男たち 火事の接近で迫られる決断 「やすらぎの森」を採点! - 文春オンライン
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