2021年08月22日18時22分
短いパーパットを慎重に沈めた比嘉は表情を変えず、右手に力を込めた。前日首位の上井との一騎打ちを制し、胸中を明かす。「20アンダーを目指していた。それで届かなければ仕方がない。周りの選手はコントロールできないから」
この心掛けが良かった。昼前から一層風が強くなり、時折雨も交じる難しいコンディションの中、迷いなく正確なショットを放った。余分なことは考えず、「自分を見直すというか、自分に詳しくなるというか…」という日々の作業が、激烈なデッドヒートで生きた。
前半で2打差を逆転。後半に入って再びリードを許すが、13番のバーディーでまた逆転。続く14番で、奥のカラーからの10メートルを沈めると、次のホールもバーディーを重ねて流れを引き寄せ、思い描いた通算20アンダーでホールアウトした。
身長158センチと体格には恵まれない。東京五輪を見て「みんなでかいなあ」と思いながらも、「僕が活躍できればゴルフで(体格の)ハンディはないことになる」と気付いた。今季の目標は「賞金王争いに入って(最終戦の日本シリーズ)JTカップを迎えたい」。23位だった賞金ランキングは7位に急上昇した。 ![]()
小兵比嘉、一騎打ち制す 夢は大きく賞金王―セガサミー杯男子ゴルフ - 時事通信ニュース
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