北中城村観光協会(沖縄県)は22日、大城の国指定重要文化財「中村家住宅」でモニタリングツアー「琉球宮廷料理ランチを堪能しよう」を開いた。沖縄県内から参加した6人が、東道盆(トゥンダーブン)と呼ばれる首里や那覇の宮廷料理メニュー、花イカやシシカマブク、ミヌダルなどの7品目を堪能した。同協会のキタナカウウェルカムプログラムの一環。
東道盆は、上流階級のお祝い事の際、客を接待するために振る舞うごちそうを盛り付けた盆。料理監修を務めた、琉球料理伝導人で暮らしの発酵ライフスタイルリゾート総料理長の照屋寛幸シェフは、各自の皿に一品ずつ丁寧に取り分けながら、食材や茶器などを解説した。
照屋シェフは「豚ロースに黒ごまをまぶしたミヌダルは、肉の余分な脂が落ちて栄養豊富なごまとマッチし、健康と美容にもってこい」と紹介。上流階級のごちそうだけでなく、庶民に親しまれている重箱料理の体験もあり、参加者はマグロのお造りや北中城村産のアーサ汁などに舌鼓。食前にはイラブー(エラブウミヘビ)を煎じたエキスも登場し、楽しいひとときを過ごした。
南城市の安次富和美さん(74)は「数年前、体が疲れていた時にイラブー汁を飲んだら元気になった。今日はエキスを飲んだので、元気100倍」と笑ったが、娘の梨乃さん(41)はウミヘビのエキスと聞き少々複雑な表情だった。
実食の前には北中城村の文化財ガイド比嘉栄吉さんによる「中村家住宅」の紹介と説明もあった。(翁長良勝通信員)
ランチに琉球王国の宮廷料理 重要文化財モニタリングツアー 沖縄・北中城 - 沖縄タイムス
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