足立美術館(安来市古川町)で20日、日本庭園のアカマツの剪定(せんてい)作業が始まった。日本庭園は米国の専門誌で19年連続して日本一に選ばれ、アカマツの剪定は夏の風物詩。専属の庭師が枝をはさみで切ってから余分な葉を手作業で丁寧にむしり、樹形を整えた。9月半ばまで続く。
約16万5千平方メートルの日本庭園にはアカマツ約800本が植わる。庭園の日々の手入れは開館前の時間帯にするが、数が多いアカマツの剪定は開館中にも行う。来館者にとっては、評価の高い庭園の管理を眺められる貴重な機会にもなる。
初日は専属の庭師6人のうち5人が建物近くのアカマツを手入れした。近景のアカマツは手作業を取り入れて枝葉を多めにすいて採光や見通しを良くし、遠景のアカマツははさみで切る程度にして緑を多く残し、借景の山々と調和させるという。幹は手ぼうきでこすって古い皮を■(刈のメが緑の旧字体のツクリ)がし、鮮やかな赤色の幹に仕上げる。
作業に汗を流した同館庭園部の濱田友和係長(46)は「涼しいアカマツの姿を見てもらえるようにしたい」と話した。
【朝刊先読み!】手作業で丁寧に、アカマツのせん定 足立美術館の夏の風物詩 - 山陰中央新報社
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