
21日に閉幕したG7広島サミットで、各国の首脳に食事の席でふるまわれたり、おみやげとして贈られたりした広島ゆかりの商品が人気となっています。
サミット初日のワーキングランチで、各国の首脳に提供されたのが東広島市の酒造会社、「賀茂泉酒造」の純米大吟醸「壽(ことぶき)」です。
広島市中区のデパートでは4月、4合瓶=720ミリリットルを2本入荷しました。
販売価格は1万円あまりで年間に数本売れるということですが、ワーキングランチが行われた翌日に1本売れたということです。
酒造会社によりますと、ワーキングランチでふるまわれた日本酒はりんごのようなフルーティーな香りが特徴で、各国首脳に提供されたあと、注文が相次いでいるということです。
ただ、余分な力を加えずにもろみの重さで自然に酒が落ちてくるのを待つ「袋吊り」という方法で作っていて、生産量はほかの商品の1割ほどと限られているため、注文があっても出荷の見通しは立たない状態だということです。
また、このデパートではサミットの公式ロゴマークが描かれた共通ラベルを貼った県内の蔵元が作った日本酒も販売していますが、すでに売り切れた商品もあるということです。
そごう広島店の食品担当、佐々木英輔さんは、「サミットで提供されたことで広島の酒が有名になればより良いと思います。サミットが終わっても広島に来られる方に買ってもらい、良い思い出として記憶に残してもらいたい」と話していました。
また、G7各国の首脳へのおみやげとして呉市に本店がある「セーラー万年筆」が作った高級万年筆が贈られました。
広島市中区の別のデパートでは、このメーカーが作った万年筆が5月に入って20日時点の売り上げが、去年5月の1か月間と比べておよそ1.5倍に増えたということです。去年の売れ筋は1万円台のものでしたが、各国の首脳へのお土産に選ばれたことを知った外国人が買い求めるケースも多く、2万円から3万円台の高価格帯の商品が人気となっていて、一度に5本買い求めた人もいたということです。
福屋八丁堀本店の万年筆担当、吉川和美さんは、「万年筆は若い人にあまり使われないイメージがあるが、これを機会にいろんな年代の人に使ってもらえればうれしい。メードイン広島の万年筆の良さを知ってもらいたい」と話していました。
一方、開催地・広島になじみ深い商品も外国人旅行者から人気を集めています。
広島市中区にあるデパートのカープグッズを販売する売り場では、ことしの4月ごろからカープグッズを買い求める外国人旅行者の姿が多く見られるようになり、G7広島サミットの開催期間中もおみやげとしてユニフォームやTシャツを購入する外国人がいたということです。
特に人気の商品は、ローマ字で胸に「Hiroshima」と書かれたビジター用の赤いユニフォームだということです。
ふだんは野球の試合がある日に購入するファンが多い一方で、外国人旅行者は試合の日程に関わらず、おみやげとして購入しているということです。
「福屋」の熊谷薫営業企画担当課長は、「外国人は、広島を訪れた記念となる商品を求めているので、『Hiroshima』という地名が入ったユニフォームが人気なのだと思う。カープグッズが世界に広がっていくことはとてもうれしい」と話していました。
G7 関連商品が人気|NHK 広島のニュース - nhk.or.jp
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