◆日本生命セ・パ交流戦 阪神4―6ソフトバンク(17日、甲子園)
2020年以来、3年ぶりとなる4点差逆転勝ちの道筋を描いたのは兵庫県出身の2年目、野村勇だった。3点を追う7回2死一塁で代打起用されると、及川の外角高めへの直球を豪快に振り切った。左翼スタンドに弾んだ今季1号2ランが逆転劇の「のろし」となった。
「とにかく自分らしく、思い切ってスイングをすることだけを考えた。長打が欲しい状況で狙い通りのバッティングができた」。敗戦ムードが漂い始めた中での価値ある一発。敵将の岡田監督を「あの2ランがなあ、余分やったなあ」と嘆かせた。
香川・藤井学園寒川高では甲子園出場はなし。聖地のグラウンドには「初めて入りました」そうで、「やばいっすね、歓声が」と笑った。昨季はルーキーながら球団新人ではタイ記録となる10本塁打をマーク。球団も大きな期待をかける中で迎えた今年だったが、春季キャンプ途中で離脱。3月末に腰の手術を受けたのは、甲子園から車で20分ほどの距離にある尼崎市にある病院だった。
今月6日に今季初の1軍昇格を果たし、9打席目に飛び出た今季1号。甲子園に駆けつけた家族や親戚の前で雄姿を見せつけた。「やっと1本出たんで良かった」。今季残すは80試合あまり。地元での〝第一歩〟をきっかけに、シーズンラストまで駆け抜ける。(長浜幸治)
次ページ 気持ちよさそうに塁を回る野村勇
阪神・岡田監督嘆かせた「あの2ランがなあ、余分やった」 兵庫出身 ... - nishispo.nishinippon.co.jp
Read More


No comments:
Post a Comment